採卵後、体外受精・顕微授精の受精卵結果【チョコレート嚢胞手術後】

妊活・不妊治療のこと

採卵数

合計15個

右卵巣:11個、左卵巣(チョコレート嚢胞手術側):4個

媒精方法(卵子にどのように精子を侵入させるか)

半顕(半分体外受精、半分顕微授精)

体外受精➡7個  顕微授精➡7個 

(1個使用できない卵あり)

受精の結果

体外受精:7個のうち正常受精3個

顕微授精:7個のうち正常受精5個

➡培養数8個

胚へ成長した数

受精した8個のうち3個➡3個凍結(5個廃棄胚)

胚盤胞グレード

①培養6日目 4AC(顕微授精)

②培養6日目 4BC(体外受精)

③培養6日目 4BC(顕微授精)

初めての採卵・全胚凍結を終えて。

どんなに採卵で卵をとっても、ちゃんと受精卵になれるのは半分。

受精卵から胚盤胞まで細胞分裂できるのはさらに半分

私はグレードの良いものはありませんでした。

保険適用で採卵しているので、グレードが悪くても再度採卵する前に、すべて胚移植TRYしていくみたいです。

自分の手の届かないところで、卵子がランク付けされて

いまいちです、、、と言われている気持ちになります。

生産率(生きて産まれてくる確率)は4ACで40%。

4BCになると20%ほど。

60%は着床しなかったり、流産したりすると分かっていながら移植に向かうのは辛いですね。

そして、染色体異常や遺伝子疾患の子供たちをたくさん見てきたからこそ、現実的にたくさんの事を考えてしまいます。

染色体異常や遺伝子異常は誰も悪くない。だけど、どうしても細胞分裂をしたり、生きていく力は弱い。もちろん途中で流産してしまうことも多く、たとえ産まれてきても、本当にたくさんの手術や治療を乗り越えなければならないこともある。

あの時、止めていれば…と後悔したらどうしようか

着床しなかったり、流産したりした時、辛くて涙もでてしまうかな。

起こりうる現実を一つずつちゃんと受け止めていけるだろうか。

妊娠がゴールでもなければ、出産がゴールでもありません。

子どもを育て上げるというゴールのスタート準備を必死にもがいている感じです。

それが正しいのか、間違っているのか、できるのか、できないのかも分からないままに。

だからこそ、不妊治療のゴールは遠く、長く、険しい、とつくづく思います。

でも、どんな自分も、どんな家族も、どんな感情も、どんな経験も、私の大切な人生。

最期には笑って死ねるように、生きていくぞー!

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