チョコレート嚢胞側でも採卵できたの!?術後半年で採卵。
私の採卵日の流れ
5:30 | 起床・抗生剤の内服 |
8:00 | 受診・採血 |
8:20 | 痛み止めの座薬 |
8:25 | 採卵室近くの安静室で着替え・準備 |
8:40 | 点滴確保 |
9:00 | 採卵 |
9:30 | 採卵終了、安静開始 |
10:00 | 安静終了 |
10:30 | 処置後の診察、膣内にいれたガーゼをとってもらう |
11:00 | 医師からの採卵の説明・今後の説明 |
11:30 | 看護師からの説明 |
12:00 | お会計して終了 |
どんなところでするの?
小さな手術室みたいなところでした。
やはり麻酔をかけると呼吸が弱くなったりすることもありますし、様々なリスクに対応できる仕様になっています。指先にモニターをつけたり、血圧計をまいたりします。
部屋の真ん中にある内診台のようなベッドに横になって処置が始まります。
局所麻酔?静脈麻酔?
私は局所麻酔でやったけど、痛みはそこそこあります。私は医療者なので、なんとなくの雰囲気や何しているのかわかるし、もし痛かったら「痛いので静脈麻酔に切り替えてください」と伝えることができるので局所麻酔にしました。
自分自身が痛みに強い方なのと、どんなことが行われるのか、自分自身の体の状態や採卵の様子をみたい、という好奇心があったので、局所麻酔を選択しましたが…
次回採卵の機会があったら静脈麻酔をするし、人にすすめるなら、寝ている間に終わる静脈麻酔!
特に私の様にチョコレート嚢胞の手術歴があったり、内膜症などで癒着しているところがあると痛みが強くなることもあるみたい!
局所麻酔のメリットとデメリット
【メリット】
- 意識があるので、何をしているか分かる
- 静脈麻酔代がかからないので少し安い
- 麻酔から覚める時間や、副作用がないので、処置後の安静時間が短い
【デメリット】
- 痛い(一番重い生理痛の日の1.5倍くらいのやつが20分くらい続く)
- 意識があるので、怖い人は怖い
- 採卵数が多かったりすると時間がかかり、痛みが長く続く
- 採卵数が少なかったり、いまいちだったりすると、なんとなく察してしまう
静脈注射での麻酔のメリットとデメリット
【メリット】
- 痛くない。寝てれば終わる。処置が終わればすぐに目は覚めます。数十分は少し眠たいけど、すぐに目は覚めます。
【デメリット】
- 処置中の意識はないので、何が起きているは分からない
- 麻酔代、管理料がかかる
- 処置後の安静時間が少し長い
- 麻酔の副作用のリスクがある
局所麻酔ってどうするの?
膣の中に局所麻酔を細い針で打ちます
打った部分は痛みを感じなくなります
歯医者で虫歯治療や抜歯の時に、歯茎に注射打つみたいな感じです
痛みはどんな感じ?痛い?
局所麻酔打つときは痛い?
普通に針を刺される痛みはある!
太い針ではないし、膣はそこまで痛みに敏感な場所ではないので、我慢できない痛みではないけど、針を刺される痛みは普通にあります。採血のような感じです。
局所麻酔を打ったら処置中は痛くない?
いえいえ、正直痛かったです。
生理痛の一番重い日の痛みの1.5倍くらいの感覚でした。
それが15~20分くらい続いて、常に子宮あたりを内側からパンチされている感じです。
採卵数にもよるけど、すみずみまで卵を取るために器具を動かしたり、右から左に移るときは特に痛みが強くなります。
私は痛みに強い方なので、処置中しゃべる余裕がある時もあったけど
動かすときは「うっ…」と顔をしかめました。
耐えられない痛みじゃないけど、除去できる方法があるならお勧めはしません(笑)
チョコレート嚢胞の手術の影響?左側は痛みが強めだった!
手術した方はあまり卵胞とれず、時間も短かったけど炎症でもあるのか局所麻酔も、器具の動かすときも、結構痛くてびっくりしました。
見えないところでやっぱり影響はあるのかな、と思いました。
それでも私は局所麻酔でよかった!
痛みはあるけど、やっぱり私はどんな事をしているのか知りたかったし
もしこれから誰かが同じような経験をするとしたら、どんな風か伝えたりしたかったし
局所麻酔の痛みや様子も経験したかったのでして良かったと思っています。
…が、次は静脈麻酔にするかなぁ・・・笑
変に好奇心が旺盛とかじゃなければ、痛みが少ないに越したことはないですからね!
費用は?
採卵日に実際に払った費用は32,940円
何個採卵できた?そのうち受精できたのは…
左右合わせて15個。
右が11個と、左(チョコレート嚢胞手術側)は4個でした。
1つは使用できなかったようで、全部で14個を受精TRY。
7個を顕微授精(1つの卵に1つの精子を注入する)し、5個受精。
7個を通常の体外受精(1つの卵に複数の精子をかける)し、3個受精 でした。
全胚凍結予定ですが、これから先の細胞分裂がどうなったかはまた次回。
コメント